大量に発生するトリチウム水から重水ハイドレートを用いた共沈法によるトリチウムを分離する独自技術を開発しております。原子炉から排出されるトリチウム水を低コストで分離し、トリチウムの再利用を目指します。
一般社団法人新生福島先端技術振興機構との間で締結した独占販売代理店契約に基づき、同一事象同時検出法を利用して、GAGGシンチレータを使用した2個の検出器による測定を行うことでトリチウムの信号とノイズを分離し、短時間で微量のトリチウムを測定することが可能なトリチウム等の連続計測器を国内外に販売することも開始しています。
オーストリア・ウィーンにある IAEA 本部で開催された国際原子力機関主催のシンポジウムに参加・出展し、当社が販売代理店契約を締結したマッハコーポレーション株式会社製の耐放射線カメラの発注をIAEAより受けました。世界最高レベルの耐放射線 CMOS センサーを利用した、軽量かつ小型で耐久性に優れた耐放射線カメラを広く世界にお届けし、今後も原子力産業関連技術の発展に寄与していきます。